2008年02月01日

クローズアップ現代

1月31日(木)の午後7時半からのクローズアップ現代

「考える力を!EU教育最前線」を観た。

番組の最初に伝えたのはイギリスサッチャー政権下での競争化教育の一端。

勉強の出来た子どもにだけオヤツが与えられるそのシーンは

寒気がするほど不快だった。

学力競争はイギリス国内の一斉学力テストを生み、この流れが子ども達の間に

大きな学力格差を生み出していった。

イギリスはこの格差解消に取り組んでいるが、なかなかうまくいってはいない。

後半は相反して教育政策が際立って成功しているフィンランドの教育現場が

リポートされていた。

競争をあおったりせず、じっくりと子どもの思考に寄り添い、自発的な学びを

促す教育は、現在の国際的な学力比較の基準とされている、PISAテストで

基礎学力においても、考える力においても、秀でた成績を残している。

教育再生会議が再開されるとの報道があったけれど、まずはこの番組の

録画ビデオを観てから議論してもらいたいものだ

番組の途中、途中でコメントしていたOECDのシュライヤー氏の言葉が

的確であり重く感じた。

日本の教育内容は生活に直結していないから子どもたちの学ぶ事への

モチベーションが低いし、科学的な捉え方が出来ない

更に日本の教育改革成功のためには・・・・

・大人は子どもたちの人生をどう創り上げていくのかのビジョンを持つこと。

・こうした高い志を持った現場教師たちを支え、守る行政の体制づくり

・子どもたちが将来に希望がもてるような門戸を開いていくこと。

だったと思います。

特別支援教育に関しても、日本はかなりの立ち遅れがあったとの専門家の

お話がありましたが、特別支援教育だけではなく、すべてが世界に逆行

するような教育政策に向かっている日本の姿が鮮明になった番組でした。

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